ユノの言葉を聞いたリリーとリヒトは顔を赤くする。


「ふふふっ。似合っていますよ。

 お二人とも。……では、お渡しをします。

 リヒトさんどちらの手でもいいので、

 片方の手を私の方に。」


リヒトは右手を前に持って来た。


その手をユノは両手で握ると…。

暖かな光が生まれた。


暫くすると、ユノは手を離した。

「終わりました。

 印の方は、見えないところに

 背中のところに付けておきました。

 よかったですか?」


「印ですか?」


「えぇ。その印を持っていれば、

 神界へ行くこともできますし…


 ぜひ、遊びに来てください‼

 待ってますよ♪リヒトさん大歓迎です♪」


「はぁ…。」