「はい。リヒトさんのような方は、
殆ど…おりません。
リヒトさんがリリーの守護者に
なっていただけて、本当に安心です。
これからも末永くリリーのこと。
よろしくお願いいたします。
リヒトさんには、称印をお渡し致します。
リリーを守っていただきたいので…
私も認めました。
いつもよりも力のほうが
数倍強力なものとはなると思いますので、
能力を使うときには、お気を付けて。」
ニッコリと穏やかに微笑んだ。
「称印とはなんですか?」
リヒトがそう質問すると…
笑みを浮かべたまま、説明をする。
「そうですね…
“最高位の女神が認めた印”と
いったところでしょうかね…?」

