しばらくして、二人は目を開くと

光の当て方によって色が変わるサラサラの

カールされた膝までの長さの綺麗な金髪。


そして、とても綺麗で透き通った

水色の瞳をした、背が高く、

スラッとして白い装束を纏った美女が、

リヒト達の座っているソファーから

見える位置に笑みを浮かべて立っていた。


リリーと同じ程の…絶世の美女。



リヒトが隣を見ると…。

リリーが驚愕の表情をしていた。


すると…その美女が口を開く。