リヒト達が話をしていると、
保健の先生に驚いた様子で聞かれた。
「えっ!?
リリーさんが手加減をするの!?
シュテルネン君じゃなくてッ!?」
リヒトはいつも通りの笑みをつくる。
「はい。そうですね。俺よりも
リリーの方が強いと思いますよ。」
「リリーさんって何者…。」
保健の先生は目を見開いてリリーを見る。
かなり驚いた様子だ。
「私は能力者です。」
ニッコリと笑みを浮かべて言うリリー。
まだ、驚いているようだったが…。
「そう…頑張ってね2人共ッ!
リリーさんは、無理はしないでね。」
リリーを心配そうに見ながら言った。
「はいッ。」
リリーは明るく返事を返した。

