「はッ!?

 そんな、すごく気になるところで

 終わらせるなよッ。」


カルロが、不満を言っていると……



「そうね。ちゃんと話すべきだわ。」


アウラが話に入ってきた。


クラスメイトや、カルロは……


きたー!!

アウラさんッよろしねッ!!

聞き出してッ!!


とお声がかかる。



そして当本人は…片手を軽く挙げて、

合図らしき行動をとる。



一方リヒトは…


「げッ…最悪だ……。」


と呟いて、リリーと向かい合う。


「リリー。お前は喋るな。絶対に。」


真剣な目を向けて、言うリヒトに

リリーはコクンと頷いた。


そうしているうちに、アウラは

リヒトの後ろに来ていた。


「リリーさんは、

 シュテルネン君のどこをお好きに?」