「あら、ごめんなさい。
転校生ちゃんだものね!
知らないのは当然ね。私は保険の先生よ。
そしてここは保健室。どう?
体調の方は?」
「大丈夫です。」
保険の先生の方に目を向けて、
コクンと頷いた。
「貴方が、シュテルネン君の彼女ね。
可愛い系が好きだったのね♪
シュテルネン君は。」
手を頬に添えて、「いいわね~。」と言う。
少し、頬を赤くするリヒト。
「うるさい。」というと、そっぽを向いた。
腰に片手を置いて、
もう片方は人差し指を立てて注意する。
怒ったらしい…?
「先生に対してなんていう口の聞き方!
直さないと、だ・め・だ・ぞ♪」
最後はウインク……。

