―精霊の祖の恋物語― 後編





「はいはい、勝手にやってろ。」


リヒトは、カルロの手を振り払って、

適当に相手をする。



「おまっ。応援してやるって言ってるのにッ、

何だよっ。その態度ッ。酷くねーか!?」



「いや、お前の扱いに疲れてきたから、

適当になった。ごめん…。カルロ。」



最後ら辺では、リヒトは作りスマイル。



そんな後ろで、

まだリヒトが、諦めきれない女子と

リリーを、諦めきれない男子…

クラスメイト達は闘志をもやす。



カルロは、ハッとした顔になると、

リヒトに聞いて来る。


…一番聞かれたくない事だった。


「あとさ、

 何でシュテルネンて名前なんだ?

 
 関係があったっていうのは

 分かったけどさ…それだけで

 同じって言うのは可笑しいだろ?」



「あー、それな。

 …父さん達、リリーの事知ってるんだよ。

 かなり、気に入られてな…。


 まあ後は…教えられん。」