「…リリー?」

リヒトが驚いた顔でリリーを見ている。

周りの生徒達もざわざわし始めた。


そんな中でも話は続いている。


「別にいいですが…。

 シュテルネン君は強いですよ?」


コクンと頷くリリー。

「はい。知ってます。それでもやります。」


「ならいいですが…。では、30分後…

 シュテルネン・フォティゾ・リヒト

        対、

 シュテルネン・ゴールド・リリーの

 戦闘試合が決まった。


 それまでは、

 やりたい順に戦闘戦を行っていく。


 残った2人。

 ソッフィアータ・ジオーネ・アウラ

 テール・イグニース・カルロ。

 この2人で戦闘戦やってもらう。


 まあ、私が決めただけだから、

 嫌なら別の相手でもいいからな。


 …以上。

 戦闘戦をやる場合は、私に言ってくれ。


 何回戦でもいいぞ?…始めッ。」