一方の…

うるさい知り合いことカルロは?



「はっ?お前ッ。

 いつどうやって会ったんだよっ。

 リリーさんにさッ。
 

 それにお前…

 金髪美女の可愛い系女子が

 好みだったんだな?」



カルロがリリーをジーと見ると、

リリーはリヒトの後ろで

縮こまって、顔を隠した。


「そんな事、教えられるかっ。


 それに…

 別に見た目で決めたわけじゃねぇ。

 あと、お前。あんまリリーを見るな。」



不機嫌そうにカルロを睨みながら

リヒトは言う。



「おぉ。

 リヒトがそんなセリフを人前で…。


 俺ッ、チョー感動したわッ。

 2人応援するからなッ。」


リヒトの片手を両手で掴み目を

キラキラさせながら、

すごく暑苦しく言うカルロ。