かなりの視線の数にやっぱり、

リリーは慣れない。


「いやぁ~。

 リヒトとアウラと俺「私が話す。

 あなたは黙ってなさい。煩いから。」」


リリーの質問に答えようとしたのは、

カルロだったが…アウラが入ってきて、

締めの2度目の〝煩い〟という言葉で、

すっかり静かになった。


かなり、落ち込んだらしい。


そんな、カルロをスルーしてアウラは、

話の続きをする。

「シュテルネンは…

 今までのを見て分かるでしょ?

 有名なのよ。能力者としても優秀。

 財界としても有名。そんな人、

 女子が放って置くわけ無いでしょ?

 私を覗いて。」

最後はアウラらしい言葉で終わる。