「いやッ。変わるぞッ!?

 マジで言ってるのか!?

 また今度…とかは…?」


「だめか?水属性は。」

「無理だッ。」


リヒトはカルロをジーと見ると、

ため息をついた。

「…分かった。また別の機会にするか…。」


先程までとは違って、カルロは

目をキラキラと輝かせて嬉しそうにする。

「おぉー!!さすがリヒトッ!

 話が通じるな、やっぱり。」


「煩いからな。後でいろいろと…。

 で、お前は後で行くんだな。

 先行ってるぞ?」

カルロからリリーの方を向いて

そちらに歩みながら言った。