「それは、感動する言葉だなッ!!」

カルロは、気色悪いほどに目を輝かせて言う。


リヒトはため息をつくと……

「大袈裟だ。これ以上騒ぐと、

 さっき言ったこと全て帳消しにするぞ。」

と呆れた様子で言うのに対し、カルロは…

「それはッ、困るッ!!

 これからも仲良くしていこうぜッ!?

 リヒトッ!!」

と、大きい声で言ってくる。


「分かったから、これ以上騒ぐな。」

リヒトは迷惑そうにカルロを睨んだ。


カルロは反省したようで、静かになる。