「まず1つ目。竜巻に巻き込まれる。

 2つ目。この土の塊に潰されるか。

 どちらかだな。

 3つ目。どうしてもというなら…前にやった

 アレの本気バージョンにするか?」

指で数字を示しながら、リヒトは言った。


さっきまで…

上機嫌でリヒトを褒め称えていた自分の事を

惨めに思いながら言う。

「さっきのでいい…。

 一番死ぬ確率が低そうだからなッ!?」


「そうか。じゃあ…今度、やるか。」

ニッコリとまた王子様スマイルで言った、

リヒトに対してものすごく恐れを感じた

カルロだった。