―精霊の祖の恋物語― 後編





シュテルネン家は水属性の能力を扱う中の

家系では1番有名で強いとされている。


その家の者のリヒトと決闘をすることに

なり、そこでかなり酷い目に合った…。


黒笑を浮かべながら、次々に能力を扱う

リヒトはまさに悪魔だ。


昔の酷い目にあった事を思い出した

カルロは身震いする。


「前よりもさらに本気で相手してやる。」

セリフと全く合わない…

キラキラと輝く王子様スマイルで言う

リヒトにカルロは……

「いやいやッ!!俺が死ぬッ!!

 今のリヒトに本気でやられたら…

 確実に死ぬだろッ!?俺ッ!?」

ブンブンと首を左右に振り、頭を抱える。


「大丈夫だ。死なない程度にするから。」

相変わらず…

キラキラスマイルでかなり恐ろしいことを

言ってくれてるリヒト。