「あぁー。 それは、有り難い気遣いだね。」 「だろ?本当はそのまま叩き落としたい 気分だったんだからな? それを仕方無く抑えて、 できるだけ衝撃を最小限にしたんだ。 これで、文句なんて……言うなよ? 言った場合…今後、手は貸さない。」 ギロッとアーテルを睨みながら言った。 うわー。 さっきまでの甘えリヒトが 一気にトゲトゲしてるよッ。 あー。いつものリヒトだ…。と、 少し残念に思うアーテルとカルロだった。