精霊のつくった竜巻を、潰して通過し、
そのまま地面に衝突したため、
轟音と共に、地響きを起こした。
そして、暴風を巻き起こし…さらに建物が、
破損していく。
「…もう、そろそろいいか?ごめん……。
俺には止めることしか出来ないんだ。」
すごく悲しそうな目で歯を食いしばりながら、
リヒトは精霊を見た。
精霊は、ギャーギャーと叫び続けている。
その後、手を前に突き出すと…
最初の時より、数段強い風を起こして、
精霊に放った。
精霊は抗い、攻撃を防ごうとしたが、
リヒトの精霊力が勝り、
精霊に攻撃が当たった。

