その間に精霊は、完全にリヒト達の
存在を捉えて攻撃を仕掛けようとする。
アウラは、
「バカッ!!何突っ立ってんのッ!?」
カルロも、
「精霊の攻撃受けたら、
一溜まりもないぞッ!?」
と、リヒト達に叫ぶ。
やっと、リヒトは口を開いたが…
アーテルに対しての言葉だった。
「アーテル。
ビルとか気にしてやるべきか?」
アーテルは考えるため腕を組む。
そしてリヒトの発言に対して返事をする。
「あー。まあ、そうだね。
あまりど派手に暴れないで欲しいかな。」
リヒトはコクンと頷いた。
「…分かった。」
アウラ達は、アーテルに口出しする。
「なんで止めないんですかッ!?
代表ッ!?」
「あのバカッ…を俺の親友リヒトを
止めてくれッ!!代表ッ!!」

