「おー。リヒトじゃん。」
「…本当ね、来なければいいのに…。」
アーテルが言っている途中に、
聞き覚えのある声が…したような…
気がする……。
「なんだよッ、無視かよッ。
酷いぞッ、リヒトッ。親友だろッ?」
「随分と酷い男ね。」
気のせいじゃなかった……。
声の先には、カルロとアウラがいた。
一時、固まったリヒトだったが、
ハッとなり、ギロッとアーテルを睨む。
アーテルは申し訳なさそうな顔をしている。
それにしても…
まさか二人が来ていたとは……。
まあ…予想はできる…。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…