「まあ、一応。警戒していたから、
反応が早くて爆発する前に能力で
ガードしたんだよ。
その後は、瓦礫の中を抜けだしてっと…
いった感じかな。」
リヒトの話を聞いた能力者達は唖然。
これにはさすがのリリーも驚いていた。
「リヒト。よく無事じゃったの。
よかったわい。無事で…本当に。」
リリーはリヒトに抱きついた。
(※本日、何回目でしょうか?)
「もう、こんな事には
巻き込まれないから安心してくれ。」
「リヒト…。ふむ。そうじゃな。」
「よし、それじゃあ、行くか。
…って、忘れるところだった。」
そう言うと…
リヒトは能力者達の方を向いた。

