「シュテルネン氏。何処へ行こうと?」 何故かフロストが笑みを浮かべながら、 止めてきた。 「え?次の精霊の始末に行くつもりです。 それがどうしたんですか?」 リヒトとリリーは、 不思議そうにフロストを見る。 「では、このアパートの件はどうするんですか?」 フロストは、はぁ。と息を吐くと、 崩壊したアパートを指差す。 「そういえば…そうだったな。」 あぁ~。という感じに アパートを見るリヒト。