リヒトはニコッと笑いながら、
リリーにとっては、
かなり心臓に悪いことを普通に言った。
「いや全然。どっちの喋り方も
リリーらしくて好きだよ俺は。」
へッ!?にゃッ!?
顔をバッと一瞬にして赤面させ、
リヒトから顔を背けて、
リリーは動揺しながら大きな声で言った。
「なッ///いきなり何を言っておるッ!?
リヒトッ!?」
「言いたいことを言ってるだけだけど…俺は。」
リリーとは打って変わって、
リヒトは普通な感じで言っている。
「そんなッ、
いっ今言わなくてもいいじゃろうッ!?」
「んー。何となく言いたくなったって感じ。
嬉しくなかったのか?」
リヒトはリリーを見ながら、悲しそうに言う。
「嬉しくないわけ…無いじゃろう…///」
リリーは、湯気が出そうな勢いで
更に顔を赤くしていく。

