リリーはソファーに座っている為、

その場に立ち、シュニーを見てこう言った…。

「じゃから、我には構わず、

 他のものと仲良くするべきじゃ。」


リリーの言葉に俯いたシュニーは、

「はい。分かりました…。」と弱々しく言い、

帰っていった。


それから……シュニーは、

リリーのところへは一回も来なかった…。


まあ楽しく暮らせているのかと、

ホッとしていたリリーだったが……。


まさか…こんな事になるとは……

思いもしなかった──…。


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