「あの、フロストさん。」
そう言い、リヒトはフロストの方を向いた。
「シュテルネン氏どうしましたか?」
フロストもリヒトの方を向く。
「ここから、能力者全員を
避難させてください。」
リヒトのお願いに疑問を抱いたフロストは
聞いた。
「なぜ?」
屋上で戦うのだから、ここは被害がなく、
安全だとフロストは思う。
フロストが何故聞き返したか、
理由がわかるのか、リヒトは話し始めた。
「リリーは、屋上から地面に精霊を
誘導するでしょう。そのためです。」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…