______________ __________ しばらくすると…リリーは泣き止んで、 「大丈夫です。リヒト君のお陰です。」と リヒトに顔を向けて、ニコッと微笑む。 少しでも役に立てて嬉しいとも思うが… これぐらいしか出来ない自分に 無力さを感じ情けなく、憤りを覚える。 リヒトが自分に対して こういった思いを抱えていると……。