「どうしてダメなんでしょうか?
代表に言われて来ているんですよ?
シュテルネン氏が。」
フロストは、必死に許可を取ろうと説得する。
隊長はフロストから、
リヒトとリリーの方に目を向け、言った。
「まずその少年が、シュテルネン氏とは
分からないでしょう?
許可することは出来かねます。」
隊長の言葉にフロストは、大きな声で言った。
「だから、この方はシュテルネン氏です。」
フロストがしつこいと言った様子で、
隊長は言い放った。
「だとしても、通すことはできません。
精霊の祖と手を組んでいる方を入れて、
もし…精霊を逃がすなんてことが
あったりしたら、なりませんからね。」

