「そうしてくれるかい!?

 いやー。本当に助かる。

 中心都市は最後でもいいから。

 こっちでなんとか被害防げるだけ防ぐ。」


「あぁ。分かった。」

リヒトはアーテルの言葉に対しての

返事をしたあと…


リリーの方を見て言う。

「じゃあ、行くか…リリー。」

「はいッ。」


リヒトの言葉にリリーは頷き、

笑顔で返事をした。



こうして…

シオン達とは別行動でリヒトとリリーは、

精霊が暴れているという場所に、

向かった__…。