「その時に倒した精霊が、 唯一、倒せた精霊なんだよ。 報告を受けた時は驚いた。 精霊の祖がその精霊を倒したと 報告を受けてね。 そして…その精霊の祖と 一緒に来た人物がいるということを 聞いて、更に驚いたよ。 それが君だったという事にもね。」 「そうですか。 …それで、その話をして俺達に 何をさせる気で?」 リヒトは、嫌な予感がしてならなかった。 例えば…。