自己紹介が終わった後…。

アーテルは言い難そうに、リヒトに聞く。


「リヒト君。二人で話をするのは、

 もちろん「却下。」…だよね。」

リヒトはアーテルの言葉の途中で、

認めないという言葉を言った。


それには、リリーやシュテルネン家の皆や、

アーテルは苦笑い。


その沢山の苦笑いを起こす原因をつくった、

リヒトは不機嫌そうだ。


「当たり前だろ?

 一度襲われかけたんだからなッ。」


アーテルは息を吐くと。

「そうだよね。まあいいか。

 では…この情報は機密情報なので、

 リヒト君以外のシュテルネン家の
 
 皆様は、別室でお待ち下さい。」


その後……

アーテルはグランに指示を出して、

シオン達は別室へと案内された。