あの後と言うと、見事に蓮斗は鈴になついた。

鈴の後ろを後追いするかのようにくっついて回り、鈴が「おいで」と言うともうダッシュで行くし、撫でろと言わんばかりにスリよったり、撫でてもらったらゴロゴロとのどをならしたり。

豹の姿ではないときはさすがにそれは出来ないが、出きるだけそばにいるし、とられると思うのか誰かとしゃべってるときは相手を凝視していた。

波瑠が笑ってしまうぐらいに。