俺らの飼い主様

(俺は…人間扱いはしてもらえなかった。まぁ~半分は人間じゃないし仕方ないのかもしれないけど…俺は誰を恨めばいいんだ?憎めばいいんだ?生まれてきてよかったのか?なんてことばかり考えてた。)

「うん…」鈴は涙目になっている。

(一応は昼間は人間らしい生活はしてたのな。夜は……牢屋的なのに入れられたけど。人間の姿だと何故かうるさいぐらい女が近づいてきたし、友達もそれなりにいた。)