俺らの飼い主様

「ん?ダメだった?でも、私は少なくとも蓮斗の敵じゃない。私は何を知ろうと離れることはないよ。」

(何がお前に分かるんだよ。)
その言葉は怒りではなく、悲しみしかなかった。
流す涙はないと言わんばかりに。