俺らの飼い主様

とある町には、秘密があった。

その秘密は他言無用。知られてはいけない、いや、知られたとしても信じてもらえないから無意味なのかも知れない。

知ってるのは同じ種族と俺らを生んだ親族のみだ。

絶滅危惧種……いやいや、希少価値なんて俺らにはない。

ただ怖がられ、気味悪がるのみ。

そんな俺らの正体は……