君と出会ったのは、満月の夜だった。

俺は人間………の姿ではなかったな。

もはや、理性などない本能のままに生きる…まさに獣そのものだった。

本能のままに生きる野生の獣を止めることができるものなんてないとその時まで思っていたよ。

君と出会う前までは………