透明少女

透花は親に暴力をふるわれているらしい
しかし、家に帰ってくるのは1ヶ月に4回程度でその時だけ透花は私の家に避難してくる

私と透花は真逆

透花は表情、感情、存在、を消して誰にも見つからないように、日々を耐えている

私は、全てを笑ってごまかして誰にも見放されないように、日々を逃げている

私と透花はお互いが支えで、お互いが嫌い

自分の駄目なところが見えてくるから…

それでも、お互いが必要で…

私達は離れる事が出来ないし、嫌いという感情よりも好きという感情が強い

だから、いつも傍にいる

いっそ、嫌いになられればいい

捨ててくれればいい

それでも、辛い時に横にいてくれて、抱きしめてくれるのはいつも透花で

私はそんな支えを捨てることが、捨てられることがとてつもなく怖いのだ