透明少女

凛 said.


私はスーパーから家への道をとぼとぼと歩いていた

気になっているのは教室での透花とコウって奴の会話

透花の思い詰めた表情に、いつものゆっくりとした話し方ではなく、淡々と話す姿

コウって奴はどこかで見たことがある気がするし…


「なんか、もやもや…する…」


頭の中は霧がかかったように働かない
何も分からないのに手足は震える

なんだろう

なんだろう、この気分

物凄く、不安で何かがこれから起こりそうな予感

怖い

怖い

透花に今すぐ会いたい


ぐるぐるとした何かに私はしばらくとらわれていたが、かけられた声によって思考が切り替わった

悪い意味で