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翌日。



お昼休みを知らせるチャイムがなると私はスクールバックからお弁当を取り出し、

急いで、屋上に向かうのが今日からの日課。



不気味な音を立てて開く屋上の扉は力一杯、押さないと開かないのだ。



扉を開けるといっぱい、いっぱいの青。


そして……



「乃々ちゃん、お昼ごはんはやく食べよ」



八重歯がみえる笑顔がチャームポイントのナオ先輩。