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藤宮くんに告白された翌日。
私は熱を出した。

そして3日ほど経った今日。
熱が下がったので学校に行くことに。


藤宮くんとは少し気まずいな…。
だけど、他クラスだしあんまり合わないし。…よかった。


いつもの未愛との待ち合わせ場所で未愛を待っていると慌てた様子で自転車を漕ぐ未愛が見えた。


私の前まできてキキーッ! と音を立てて急ブレーキ。

驚きつつ未愛をみると未愛は乱れた髪を手ぐしで直して私のことをジッと見つめる。



「ねえ、乃々羽」



真剣な表情。

私はごくりと生唾を飲んで「は、はい…」と言葉を返した。



「私、……聞いてないんだけど!」


「…へ?」



真剣な表情から一変、ツノが生えて見えるほど怒っている。

びっくりして間抜けな声が漏れる。