恋愛アレルギー


「大学の時にさ、あたしが働いてたキャバクラに体入した事あるじゃん?」

「あー、ゆりちゃんに土下座で懇願されて行ったやつか(笑)」

「そーそー。」

「懐かしいね!あの日ほんっとに客をジャガイモと思って頑張ったけど2時間で帰ってさあ(笑)次の日じんましんにうなされたなそう言えば(笑)」

「wwwそーそー。あの日ね、実は藤岡っちすげー指名もらってたの(笑)」

「えー!(笑)うける。」

「あの可愛い子辞めたのかって質問攻め大変だったんだよー(笑)」

「そーなんだ(笑)」

ゆりちゃんが私の肩を叩きながら言う

「だーかーら。藤岡っち!自信持って!」

ありがとう。
でも私可愛くないから。ブスだしデブだし可愛くないから。

自信なんて。微塵も持てそうにないや。

ごめんねゆりちゃん。