何も無い毎日 平凡で何も無い毎日。

またそんな日を過ごす平日の昼休み。

会社の外で 友達とランチして仕事に戻る。
そんなクソつまんない毎日。

まあいいやと思いつつまた今日も平凡に1日を終えるのだと。この日までは思っていた。

「あ、藤岡さん!今戻ったのー!ねえ、この資料さー。」

同僚の男子社員が私に仕事の話を持ちかけてくる。

「はい?分かりました。やっておきますので机に置いといて下さい。」

「ほんと!ありがとう!助かるわー!」

近い!!近いよ男性社員!!
助けて誰か!ヘルプミー!!!!

「ねーねー藤岡さんってさ、なんでそんな冷たいのー?え?もしかして俺のこと、、、?」

…んなわけねぇだろ。頭湧いてんのかお前。

とりまどーでもいいから離れろ。

「矢切くん!あ、ちょっとこっち電球切れかけててさあ。ごめんね!やってて」

「あ、分かった置いてて!」

「ごめんね、ありがとう。」

「大変だね、藤岡っちも。(笑)」

そう言って笑うのは同じ部署の佐々木ゆり。大学の時からの友人でもある。