間一髪で避けた僕は、その避けた動作に蹴りを加えて相手の腹部を蹴る。
相手「ぁっ…!」
そこからまた、蹴りで回り続けている体を使って回り続けながら真横に腕を伸ばして手刀を次々と決めていく。
相手たち『がっ…は…!』
襲いかかってきてから、ボスらしい人以外を倒すのにかかった時間は約3分。
そこからが本気の勝負だと分かっていた。
だからこそ、こちらも本気を出そうとしたが、全然倒せる様子ではなく、むしろ観察されていた。
そこで、思いっきり足に体重を込めて、相手を蹴り飛ばした。
すると、最初の一瞬は抵抗があったが、すぐに5m程吹っ飛んで、ドラム缶の山に突っ込んだ。
そこから、約20秒間動かなかったのを合図に、相手の“リタイア”となった。
