鷹虎の守姫

すると、

百合歌「…う、はい。だ、だって、お爺様がお見合いなんて話持ってくるから!」

僕「…え?お見合い?」

崚「ええ。本当なら、昨日の夜お見合いという話があったんだが、お嬢が逃げたことによりそのお見合いは見送りとなったのだが…。よもや、風強が“彼氏”となっていたのにはかなり驚かされたよ。」

僕「あ、いや、あ、あれは…///」

そう言って顔を少し赤くしながら百合歌さんの方を向く。

百合歌「………///」

と、顔を真っ赤にして俯いてしまった。

あの時のことを思い出すと、どうしても顔が赤くなる。

その様子を見て、少しニヤリとした後、こう言った。

崚「…お嬢のほうから告白したか。」

そう言われ、さらに顔を赤くする百合歌さんと、僕。

それをみて、

崚「ふ、ふ、あははは!そうか!ははは!」

僕「わ、笑い事じゃないですよ!」

百合歌「そ、そうです!笑い事ではないでしょう!?」

そういう言葉を聞き、更に笑いを大きくする崚さん。

…もう本当にリンゴになっちゃいますからやめてくださいよ…