鷹虎の守姫

そして、そのすぐ後に、『ガラガラガラッ…。』という音がして、ボスらしい人は起き上がっていた。

そして、
ボス?「…お前、本当に“喧嘩初心者”か?」

と言われたので、

僕「はい。生まれて16年間、“殴り合い”の喧嘩はしたことありませんよ?」

というと、彼は目をスッと細めて、

ボス?「ほう…?そうか…。それでは我らがお嬢をその力で護ると誓うか?」

僕は百合歌さんに目を向けると、別に話してもいいよ的な感じの視線を送ってきてたので、

僕「まあ、“付き合い始めました”し、護らなきゃ彼氏失格でしょう。」

と言ってやる。

すると、彼の細めていた目が一気に開かれ、驚愕していた。