孤独少女

私たちは二人で街に向かった



「お前の名を売ってやる。俺についてこい」



叶真は何も言わず付いてくる


裏道をただ歩いていると聞こえてくる


私を呼ぶ声



「強姫!助けて!」


「お呼びでしょうか?」