出会いはカフェで



お腹が大きくなるにつれて
色々なことが不自由になる

拓海は相変わらず過保護で
それを誠さんは許してしまう始末

定期検診は欠かさず一緒にきてくてれ
それを何故が誠さんに報告

その度に真紀さんは苦笑いしてるらしい



ある意味、プレッシャーを与えてる



そんなある日
拓海と誠さんは二人で飲みに行くと
平日にもかかわらず連絡が入る


拓海が言うには
「真紀と何かあったみたいだ」


もうすぐ臨月、いつ産まれてもいい時期に差し掛かる
拓海は私が妊娠してから
何かあったら困ると、すべての誘いを断っていた。

けど、今日は違う
多分……拓海から見ても誠さんの一大事なんだろう。


私は快く
『大丈夫よ。私も真紀さんに連絡してみるから、誠さんについててあげて』


そう言って電話を切った