空気と透明

横浜は気だるく火照っていた。中華街の一画にある白竜亭、そこでまこととレミは北京ダックを頼む。

北京ダックは母親の好物だった。

ふたりは病気で彼女をなくした。

マイノリティーサポート、少数派の悲しみが、まことの、レミの少数派の記憶を補完した。