春先は気持ちのいい風をはらんでいた
井上公園はぼくの相棒、四季の移ろいを共にGETしてたので、井上公園の方が年長だったが、被写体の好みはぼくの方がビビッドだから、いつも導くのは自分のシャッター音だったね。

道具はライカ、おじいちゃんの遺品で、ぼくにとっては猟犬のようなものだし、光の速度で現実を食む。

動物は嫌いだった