「みらいは かみさま だった でも ちから 持ってなかった。えらいかみさま わたを『いらない』っていった かなしかった しんじてくれるひとも いなくなった。」
そこまで話終えると、みらいは瞳を潤ませた。
「その悲しみはよく分かる。そのあと そなたはどうしたんだ?」
私が問いかけると、みらいは数回まばたきをして続けた。
「みらい かなしくて ないた ないたらおなかがすいた だからちかくのひとたべた それだけなのに ひとは わたしを あくまだって こわがった おはらいをされた」
そこまで聞いて 私は少し寒気がした。この子と一緒にいると、とても危ない気がした。
そこまで話終えると、みらいは瞳を潤ませた。
「その悲しみはよく分かる。そのあと そなたはどうしたんだ?」
私が問いかけると、みらいは数回まばたきをして続けた。
「みらい かなしくて ないた ないたらおなかがすいた だからちかくのひとたべた それだけなのに ひとは わたしを あくまだって こわがった おはらいをされた」
そこまで聞いて 私は少し寒気がした。この子と一緒にいると、とても危ない気がした。
