そんな時だった

ガラガラと音を立ててドアを開けたのは

新部員。

それも男子生徒だった。

しかもその子は身長が低くてとても癒されそうな可愛い系!

でも、夏海は私に飛び付くくらい嬉しそうでうるさいくらいに叫んでいる

「ねぇーみゆり!もう嬉しいんだけどー」

「良かったね 夏海!
ところで、今日は見学?」

「今日は見学して、明日から入ろうと思ってます!」

男子生徒はペコッとお辞儀し、軽く挨拶をした。