「えっ、蓮琉が…?どうして。」 「懐かしいよね。さぁ?親の都合かなんか?」 「あ、そうなん…だ。」 「うん!本当楽しみ!多分明後日だったと思うよ。」 蓮琉…。私が忘れていた記憶。 まだ、幼かったわたしたち。 純粋だったあの頃。 思い出したくもない記憶。 母が…死んだのもちょうどもうすぐだ。