嘘だよね。これ全部夢なの?
頬をつねっても
「いたっい。」
「お前なにやってんの?笑 夢だと思ってんの?ばっかだな。笑」
「だって…。歩が…。」
「なに泣いてんの?最後まで聞けよ。」
「うん…。」
「俺はお前が好きだよ。多分、出会った時から心惹かれてた。でも楓がいたから、それが俺の心に突っかかってたんだ。だから最後までお前を気ずつけてた。ごめんな。それでも俺はお前のことすきだ。」
「歩…。来るのが、おそ、い。」
「うん。お前もいるんだよな…。」
「バカ。歩こそバカだよ。」
「うん。ごめんな。今更。」
「ほんとにバカ。わたしが歩のこと忘れた日があると思う?」
「……。」
「あるわけないじゃない。わたしは5年前からずっと今まで歩のことが好きだよ。」
「え?」
「なに驚いてんの?笑」
「だって、てっきり蓮琉のこと…。」
「そんなの前から吹っ切れてるっつーの。」
「なん…だ。だったもっと前に会いたかったよ。」
「わたしだって会いたかった…。」
「姫乃。俺と結婚して下さい。」
「もちろんっ!喜んでっ!」
end。

